盛岡に着いたら、街のいろんなとこでこのポスターを見かけた♪
今年は…ないと思っていたからなぁ。
それくらい、10回目を迎えた、昨年のいしがきミュージックフェスティバルが素晴らしかったし、やるべきことをやったという感じも運営委員にはあった(と推測する)し、近年はクラウドファンディングをしながら、なんとか無料という形で続けるのは限界なのもじゅうぶん、想像ができるし。
それでも、今年も開催を決めたのは。
何度も書いている通り、横山健というギターヒーローの存在がかなり大きいわけで。
そして健さんのみならずケンバンドのメンバーみなさん、他アーティストに、こんなに愛されている一地方のフェスって他にあるかな?と思うほどで。
それはなんでなのかな?
今年は台風の直撃で、朝に台風が岩手に最接近とな(秋田の沿岸を通過したと思う)。ということで、開催するかどうかは朝の6時30分に決定する、と前日に発表が。
ツイッターを眺めてドキドキ。キター!
盛岡城跡公園の2ステージは、40分遅れのスタートで開催へ(他、盛岡市内の全てのステージもほぼそれくらいの遅れで進めたはずです)!
しかし…外に出るのに勇気がいるほどの風…(雨の雰囲気は分かっても、風は伝わらないよね)。朝の盛岡駅前、いつもならワタシが到着する頃には設営があらかた出来ているんですけど、今年に関しては、開催決定が決まって、ある程度の暴風雨が去ってからの設営、ということに当然なるわけでして。スタッフの大変さもほんのちょっと、分かってもらえたらです☆
公園に着いても雨は止まず。この時、朝の8時前くらいかしら。
しかしながら…
右側にのぼりが立ってると思うけど、そこの入場口にすでに入場列が…いったい何時から並んでおられるの、この状況の中(*_*)!?
(そしてその入場列は、はるか想像を超えるあっという間のスピードでどんどん長くなって行ったのであった…)
でも振り返って、いしがき〜は天気に恵まれない年がけっこうあったんですよね。大雨とか。台風は初めてなんですけども(記憶に残る限りでは確か)。やっぱフェスだよなぁ、こんな年もあるのさ、続けていれば!
スタートまで時間もすごくあるし、いろんな会場をぶらぶら歩いていたら…
それは急だった…
え!?
これが朝の9時半前くらいかな。えー!!??マジで!!??
(このあと、しばらく風の強い状況は続き、雨も降ったり止んだりにはなりましたが、午後には風もかなり落ち着き、雨は上がり、足元が悪い以外にはもうフェス楽しめるじゃん!ってなお天気になりました!ありがとう、お天道さま!!)
いろんなフェスの現場でお世話になっている清水目さんがDJ機材チェック。スタート直前、朝10時。しかしながら…この時点でお客さんがほぼ入ってる、という初めての状況でのスタートになった…
見よ!!!
ほれー!!!
MAN WITH A MISSION・トーキョータナカ氏が撮っててくれた1枚をツイッターから転載(しかしステージに立つワタシの姿って意外にないのでそういう意味でも貴重な1枚あざっす♪)。
こうして見てると音楽好き、フェスに行ってます、みたいな若者が多い印象かもしれないのですが。
実はステージからは後ろまで、けっこうよく見える。
小さい子ども連れのファミリーや、いつも通りの公園を散歩しているようなおじいちゃんおばあちゃんまで。人にびっくりして足を止めて、ほうほう、と見ている姿。子どもがきゃっきゃしている姿。入りたいけど、でもちょっと不安で「なんだろう?」と覗いてるような方々。
このシーンが、この風景が。きっと、出演者たちの心をつかむのだ、きっと。
いち個人の意見だが、たぶん、いしがき〜の演者さんはあの場で写真を撮られたりする行為については何も思ってないと思う。だって音楽好きでない方があの場に来て、いつもの公園がすごいことになってる!っていう写真なんて、いくらでも撮ってもらって構わないと、そこまで思ってくださっている方が多いと察する。
しかしながら、そういう部分ではないところで。
わたしは、今年はすごく悔しかった。
最後にMCした言葉がすべてだし、あの言葉がきちんと伝わっていたのが、ツイッターを通して分かった。
翌日、それが、すごく嬉しかった。
わたしは、言葉というのはやっぱり伝わると思った。
来年は、ぜったいにそんな思いはさせない、会場で嫌な思いをした方がいたら、そんなあなたへ。
だから、ぜったいにこれからも。音の鳴る場所に来てほしい。これからも!
毎年恒例、お疲れサマの1枚。今年は舞台監督の山品大先生を囲むように、大先生の左が中川さん(イラストレーター/いろんなアーティストと関わってる)&ワタシの隣がケンヤとうさん(ケセンロックフェス実行委員長)!
そう、陽が暮れた公園はそんなに明るくないんだよね。あの日は出来る限りの照明とかも特別に設置してるけど、でも公園だもの。
今年は終わったあと、寂しさが不思議となかったです。それは、上に書いた悔しさかもしれません。ぜったい、次がないとダメだ、MCとして、このいしがき〜を次に繋げる!って思いが強くあったからかな。
それと。
スタートの時からお世話になっている東北の某イベンター・(できる男)Oくんが最後のMCあと、肩をポンポンって叩きながら褒めてくれた(とワタシは捉えている。笑)のがすごく嬉しかった。やっぱり、言葉は届く☆
【おまけショット】人気ブロガー→宮古のドン→自称・吉田さんの‘犬’
(という表現にとどめさせてください。しかしいい写真!つづく)