ヘルシンキからエストニアへの日帰り旅行というのは地元の方にとっても気軽でポピュラーでして。
トラムに乗って、エストニア行きの船が出る港へ♪
ホントに立派なクルーズ船なんですわ(大きさがまったく伝わらない写真だわ…)!約3000人が乗船できるとのことでこの日もそれくらい(それ以上いたんじゃない?とさえ思った)乗っていたそうですが、まぁデカイんすわ。
そういえば船内の写真をまったく撮り忘れてますが、中にはカフェやらバーやら、バーガーキングもあった!あとは免税店!空港とかで売ってる化粧品とかが免税プライスで買える!
船尾に出てみましたー。天気も良くってすがすがしい!けど…写真に半袖の女性が写ってるけど…
寒い(~_~;)
2時間ちょっとの船旅はあっという間。で、エストニアの首都・タリンとーちゃーく!
シグナルもカワユス♡
港から20分ほど歩く(坂もあったしキツかった。笑)と、旧市街に。
門(=ふとっちょマルガレータ)をくぐると…
本当に素敵な街並みが残っています☆
聖オレフ教会、尖塔まで登ることができます(…これがまた、キツい…その上、人っこひとりが通るのがやっとなくらいの狭くて急ならせん階段を登らなくてはならない…旅行は体力があるうちに限ると実感した)!
でも、がんばって登ったあかつきには…
世界遺産でもある旧市街の街並みを見下ろせるのだ!本当に美しい!!!
(しかし、古い建物なのもあり、柵ももちろんあるのだけどちょっと怖かったのも事実)
広場にはこうしてお店も軒を連ねています。ビールが安い、とウワサには聞いていたのですが本当に天国でした。2〜3ユーロで500ミリサイズです。売っている350ミリタイプの缶ビールも1ユーロしないくらいだったかも?
じ・つ・は!
フィンランドからエストニアに、アルコールの買い出しに来る方も大勢いるんです。帰りのフェリーは「こんなに!?」ってびっくりするくらいケースで買い込んでる方を多数、見かけました!
こうして旧市街を抜けると…
ふつうにトラムが走ってるわ、ショッピングセンターがあるわ、何この一瞬にしてタイムスリップできちゃうような感じ!?
帰りのフェリーではビュッフェを予約していたので、窓辺の席にて(ラッキーでした!)優雅なディナータイム。ビール、ワイン、ソフトドリンクも飲み放題。50を超えるのではないかという食事メニューはどれもこれも美味で、おまけにキャビアなんか山盛り盛ってもどんどん出てくる!これで日本円で3000円しないんだからマジありえない、です!
白ワインを炭酸水で割って飲むといいんだよ〜、と、やはりビュッフェを楽しむ地元のおじさまが話かけてくれたのでそのスタイルで、ゆっくり食事を楽しみました☆
生きることを、たのしむ。そんなことを普通に、あたりまえに。そうやって生きてる方が多いなぁ、なんて思った。本当に心の中がうるおった、そんな感じがする今回のフィンランド&エストニアへの旅でした。
エストニアからはストックホルムに行く船も出ていて、今度はこれに乗ってみたいなぁ、とか、今回は実は日帰りでヘルシンキ〜サンクトペテルブルクに行こうと思っていたのだけどロシアはビザを取るのが厄介というか、日帰りで行くのにビザ取るのもなぁ、とか思ったりして、でもエルミタージュ美術館には行きたいし、そうそう、今回こうしてエストニアに行って、他のバルト3国(ラトヴィア、リトアニア)にも行ってみたいなぁ…なんていろいろ、むくむくと。また次なる旅を思い描いては、よしがんばろう!と思っているわけです(^^)
ヘルシンキに夜の9時半くらいに着いて、ホテル近くまでトラムで帰ってまだ10時頃、そうこれ、「夜」ね!
ヘルシンキからの帰りのフライトで、日本人の客室乗務員さんといろんな話をしました。60歳をすぎても現役でフライトアテンダントをされている方が、フィンエアーにはいらっしゃるそうです。日本ももっと見習うべきと思います、こういうところ。いろんな業種で、ちゃんと世代を超えて、男女ともに働いている社会。税金を納めるのは大変だけれど(フィンエアーで働くと、日本だけでなくフィンランドにも納めなくてはいけない税金があるとおっしゃっていた)、それでも、この会社が好き。いまこうしてお喋りしていても、やることをやっていれば大丈夫なので咎められたりすることなんか絶対にないんです、と笑ってた。そしてその方は同い歳くらいかと思いきやなんともうすぐ60歳も見えてくるお年頃で腰を抜かしましたよあたくし。定年が67歳と言っていたような?
すべてがあっという間だった、そんな旅。きっと、生きている時間も、あっという間。
まだまだ、世界は待ってる。世界は広い、けど、世界は近い☆