2回目のフィンランド。前回は冬、太陽が昇らない北極圏での極夜を体験して。今回は夏、まさに白夜を☆
そして今回は、前回に行けなかったところ詣でから。
テンペリアウキオ教会！
岩の中を切り開いて作られた教会（写真・横に祭壇がある）は音が澄んで、きらきら通る。バイオリンの音色の響きもすーっと、どこまで伸びていくんだろう、という音。ちょうど、この日は夕方から貸切でコンサートがあるとかでリハーサルだったのかな。音が鳴っているところも聞けて、とってもラッキーでした☆
前回、冬休みだった（泣）かもめ食堂が開いてた〜！うるうる！
「イラッシャイマセ〜」と流暢な日本語での接客にビビる。完全なフィンランド人でした。おすすめのミートボールを食べてビールでおなかいっぱい。カジュアルなレストラン、って感じでしたかね。席も埋まって（多くはやはり日本人）、まだまだ人気は健在、といったところ！
カンニストン レイポモ。地元の新聞でナンバーワンに選ばれたシナモンロールを頬張る。たぶん全体的に、パンのクオリティそのものは日本のほうが上だと思う、けど、おいしく感じるんだな、旅のフシギ☆
森があって、緑があって、
海があって。
ヘルシンキから15分ほど船に乗って、スオメンリンナ島にも行きました。
世界遺産の島。戦時には国をまもった、まさに要塞。砲台が残る。
のんびり海に足を入れて涼を感じつつぼーっとしてると、カモが1匹1匹ちゃぽん、と海に入っていく。なんておだやか、なんて気持ちがいいんだ。お弁当を持ってピクニックに来たい！
ロシアの影響が色濃い、ウスペンスキー寺院。ここも前回行けなかったところ。
海外の方が京都や奈良でお寺を見るとこんな気持ちになるんだろうか、という、なんとも表現しにくいけど、気持ちは分かった！
マリメッコ本社にも行ってきました！そうです、工場直営のアウトレットショップが併設されているんです！
10時半〜社員食堂のオープン。オープンから人が！
社員食堂は一般に開放されていて、好きなだけいろんなお料理をとって食べることができます。11ユーロだったかな？
おいしー♡♡♡
そしてむっちゃお腹いっぱい。夕方になってもお腹すかなかったよ。笑
そんなマリメッコのお店では1人、日本人が働いていたのでお話を聞きました。フィンランドで勉強したという彼女は、本当は縫製をしたいのだけど、縫製はいま安いところに流れてしまって…ショップスタッフをしている。今後のことは分からない、だけどフィンランドにはいるつもり、だって日本と違ってすべてが「おおらか」だもの。夏休みは5週間もあるんですよ、日本の企業で働くつもりはないですね。
日本語でそんなことを話しながら、英語で接客し、かと思えばフィンランド語で接客し。なんか、こういう日本人もいるんですよ。ワタシ、彼女くらいの年齢の時はどうだったのかな…
と過去を振り返っても仕方ないのでね、こうしていろんなことを吸収していろんな世界をもっと見たいしそうやって生きていきたい☆
歩行者と自転車レーンが並列。自転車とかびゅんびゅん飛ばしていくからね。ホントにレーンを守らないと危ない！
ヘルシンキの街の顔、トラム。
前回、トラムの乗り方が分からなくってそのまんまにしてしまったのですが、今回ようやく理解できました！
基本的に、旅行者は乗り放題のパスのようなものを買うほうが明らかにお得なのでそれを持っていれば、乗り降りにいちいち何かすることはなくてOKなんですね。ただ、たまにやって来るチケットチェックの時にタダ乗りをしているのがバレた時が大変。相当な罰金（＝80ユーロと聞いている／確かに80ユーロあれば、何日ぶんか分からないくらいのパスが買える）を支払う必要がある。なので、最初に乗ったタイムが証明できるようにパスをいちど通しておけば、あとは何もしないで良いのであります。
しかしこういう部分でも「おおらか」だなぁと思いますね。トラムに限らず、電車も地下鉄も改札ないですしね（パスは公共交通機関、すべてが乗れるようになっている／スオメンリンナ行きのフェリーでさえも！）！人の良心を信じて、もしもただ乗りする人がいたら、それは仕方ないっしょ、みたいな割り切りができてるというか。
地下鉄のエスカレーターもなんだかシャレオツなんすわ。そんでもって電車には自転車を持って乗れるスペースなんかもちゃんとあって、「街で生活する」というのがちゃんと、いろんなところに根付いてる感じがする。
いやぁまいったまいった！笑！
今回、某旅行会社にお願いしてツアーを手配したのですが（ホントにフィンランド行きのフライトは今、なかなか取りにくい／ので、パッケージで空いてるところを探すしかなかった）、ホテルに到着してビックリ！
この手前の、エントランス自体は午後4時〜チェックイン可能時間からしか開きません。
そして入ると、もう一つの扉があって、自分だけのパスコードを入れるとその扉が開く。
…パスコードなんて聞いてないよー！！何度も何度もバウチャー見たけど、そんなのなんにも書いてない！！！
で、これがフロント代わりの「電話」、当日空いてるか確認して予約するための「iPad（のようなもの）」。
つーことで電話したよー！もうねこれでなんとかなってホッとしたけど、電話を握る手が汗だくでした（笑）！でもおかげで、自分が目標としていた「トラブルを解決できる英語力」はついたかな、と認識できて棚からボタ餅でした♪