キャッセンありがとう☆

キャッセン大船渡のイベントからまもなく10日か、早いなぁ。時間って本当に容赦がないね。人生が瞬く間に終わってしまうかのごとくなのも無理はない。

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久しぶりに盛岡在住のシンガー・村松(徳一)くんと。あれこれ話もできて良かった。しかしライブではずいぶん声が出るようになってたなぁ…もしかして?と思って聞いたら正解!「タバコ、止めました」…正しい!

村松くんはこれまでの岩手のシーンにはなかったような、声が持つ美しさがある人だよなぁ。生まれ持った、天性がある人(本人には言わないけど)。この天性を、才能を生かすために音楽ビジネス(という表現はいやらしいけど)に携わる人間がいるのだ。ちょっと田舎くささが抜けないところもいい、そんな部分は大事にしながら、村松くんの歌がもっと多くの方に響いていくように、ワタシができることがあればなんでもしたいとまた、強く思った、いいライブだった☆

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(KESEN ROCK FREAKSの店長をステージに呼び出す村松くん。店長・ヤスが慌てふためきステージで何しゃべってるか分からないの図。爆!こういうのもイイ、とっても!ヤス、いついかなる場でも気ぃ抜くんじゃねーぞ!爆爆!)

キャッセン大船渡の2日間のイベントは、2つステージがありまして。andNEXTステージに登場した1日目はMONOEYES×BRAHMAN、2日目は10-FEET×MAN WITH A MISSION⇨写真コチラ

モノアイズとブラフマンのガチンコ2マンは何気に初めてだったのだと。「ここで誰かとライブやれ、と言うなら、モノアイズしかいなかった」とトシロウ神は言った。たまたま、きのう。スペースシャワーTVでオンエアされた「MUSIC SAVES TOMORROW」を遅ればせながら見た。細美くんのインタビューに舌打ちしてしまったよ。ちっ、カッコ良すぎるぜ。もちろんこの日もカッコ良かった。トシロウ神はライブでこう言った、「震災のあと、オレはできたよ、大事な‘仲間’が」…そう言って、細美くんもお客さんの上に上がっていく。最高のシーンだった。そんな最高のライブ後もワタシに向かっては「つーかさ、髪の毛の量、多すぎなんだよ」ってそんなくだらないことばっかし言ってくるけど、ワタシは無理矢理抱きついて言ったよ、「ありがとう」って。細美くんにチカラをもらってる人たちがいっぱいいっぱいいるの、知ってるもん☆

どんなにライブを見ているつもりでも、現場ではその時その時限りのことが起こると改めて思う(^^)

2日目のライブも、これまた素晴らしかった。間違いない組み合わせだけど、その想像の上を行った。10-FEETの『シガードッグ』をここで聞くと涙がこぼれるね、震災が起こって1か月後に、大船渡に持って行った曲。今回の2日間はまさに、マンウィズの力によって実現したイベント、その立役者のライブにまたジーンとする。音は完全に世界基準だけど、子どももオトナもトリコにしてるバンドなのを目の当たりにした。あ、この日からトーキョータナカさんは改名して『オーフナトタナカ』さんになるそうです(by トシロウ神)!

そんな、素晴らしかったアーティストたちのステージともう1つ。KESEN ROCK FREAKSステージというのもありましてね。こちらは、先の村松くんを筆頭に、岩手在住でこれから羽ばたいていくアーティストや未来を担っていく高校生バンドなどが音を鳴らしたのでやんす。高校生バンドのクオリティが高くってねぇ、オバさん楽しみになりましたがな!

加えて、

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郷土芸能の披露もあったの。こういうの、いいでしょ!1日目はこちら、大船渡のおまつりの時に登場する『仰山流(ぎょうざんりゅう)笹崎鹿踊』。1768年からの歴史がある踊りですが、震災で、全ての装束が流されてしまったそうです。そんな折、踊りの長のかしら(頭の部分)だけは見つかったそうで、あぁ、踊りを続けなくてはいけないんだという示唆を受けたんだとおっしゃっていました。じーんとしました☆

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2日目は大船渡東高校の太鼓。ワタシ、オープニングを飾る太鼓の音を聞いて「勇壮な」と表現しましたが、その後の演奏が進むにつれ、それだけでなく、繊細さもあって、なんか両極がある演奏でした。男子たちが後半、法被をまくって上半身ハダカになって演奏するのにはまぁびっくり!「演奏してると熱くなるので寒くない」とは言っていたけど、この日の体感温度は5度くらいとかかも…若いって、す、すごい…!!!

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andNEXTステージの入場前。ひとたび目を横に動かすと、

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こうして、工事やかさ上げが、急ピッチで行われている。そんな場所で行われた、そして多くの方が来て楽しんでくださった事実。ゼッタイ忘れません☆

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「ちえさん!会場にドローンが飛んでるんでやめさせて!」と、かまちさん(BRAHMANマネージャー)がそれこそ飛んで来たが、実はオフィシャルで飛ばしていたのです。やるよねー(^^)

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自分が小顔&痩せて見える究極の方法☆

(このブログにはさんざん出ている方々です)

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この2日間もボランティアがんばった!ケセンロックの愛すべきマスコットキャラ・とうにょくん!「ちえさんも頭の回転が鈍ってきたなら、甘いもの食べましょ〜!」とシュークリームをパクつく愛らしい姿♡

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「ちえちゃんがいないとはじまらないから、ちえちゃん、がんばんなきゃだめだからね」と言ってくれた、おかあさん。あれはケセンロックに携わって2年目とかのことでしょうか。嬉しかった、とっても。打ち上げで、おかあさんのいるお店に行った。お店入るなり「ちえちゃ〜ん♡」と言われてもう、それだけで泣きそうになりました。

MCを、アナウンスを、喋ってることを。聞いてくださってる方がいる。そういう事実。また書いていいですか、同じことを。幸せです、ワタシ、とっても!

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大船渡の戸田市長(真ん中)による開会宣言で、andNEXTステージのライブが始まった2日間。加えて2日目のステージ前には、ケセンロック実行委員長のケンヤおとうさん(左から2番目)、キャッセン大船渡を運営していく人間を代表してヒジさん(左)がステージに上がってごあいさつ。

あの時のお客さんのまなざし、拍手と歓声。ワタシ、世の中で「無理」なことはないんじゃないかとすごく思った。いろいろなことは、繋がっていく。繋がるべきことは必ず、繋がっていくから。この日のイベントだって、いろんなことが繋がってこんなにいろんなアーティストが来てくれて、大船渡や岩手、東北以外からもたくさんの方が集まって!

この日に思ったことがあります。面白い人はいっぱいいる、動いてる人はいっぱいいる!自分の視野を狭めることだけはしないようにしよう。そして、フェスや音の鳴る現場では喋り続けていきたいと強く思ったのです(^^)

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